マンスリーカルチャー
令和8年1月

年が明けて早くもひと月が過ぎようとして、まもなく2月11日の「建国記念の日」があります。これは日本国初代天皇の神武天皇の即位の日を起源としています。
この日には、神武天皇と皇后を祀る奈良県の「橿原神宮」では紀元祭が執り行われますが、毎年天皇陛下の名代である勅使が派遣され、祭儀に参加・執行されます。これは「勅使参向」と呼ばれ、皇室と神社の深い繋がりを示すもので、一部の重要な神社(勅祭社)でのみ執り行われます。
なお、2月11日は「建国記念の日」ですが、「建国記念日」ではありません。我が国はアメリカのように歴史上明確な建国の日(独立記念日)が判然としないため、「建国を記念する日」という意味でこの日を定めた、という趣旨のようです。
そういえば、神武天皇の東征の道案内を務めたとされる八咫烏(やたがらす)は、サッカーの日本代表のシンボルマークになっています。今年の6月からFIFAワールドカップ2026がアメリカなど3か国で開催されます。八咫烏を胸につけた日本代表のSAMURAI BLUEを、八咫烏が故事に倣って、優勝という最高の景色への道案内をしてくれることを期待したいです。

