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マンスリーカルチャー
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令和7年6月

 6月上旬に『日本各地で梅雨入りした』とニュースで聞きましたが、梅雨らしくない暑い日が続いています。こういう時はしっかりと体調を整えて、夏本番を乗り越える準備が大切です。そのひとつは栄養価の高い食事です。この時期ならではのウナギなどはその代表でしょう。ウナギにはタンパク質、カルシウム、DHA・EPAなどが含まれており、特に食欲不振、疲労回復効果が期待できるビタミンB1が豊富に摂れることは魅力的です。このことが多く知れ渡っているせいか、総務省の統計によれば、「ウナギのかば焼き」の二人以上世帯の1世帯当たり支出金額は1年の中で7月が飛びぬけて多くなっています。この背景に「土用丑の日はウナギのかば焼きを食べよう」という言い伝えが今に伝わっていることが考えられます。万葉集の和歌で「夏バテにウナギが効果的」という内容の歌がある、とのことですので、かなり古くからの申し伝えですね。ただ、当時ウナギをどのようにして食していたかは、定かでないようです。ちなみに今年の土用丑の日は7月19日(土)と7月31日(木)です。

 なお、二ホンウナギの稚魚が5年ぶりの豊漁で、九州や四国では昨年の2倍以上獲れているそうです。12月から翌年4月までに採捕される稚魚は、養殖場で半年から1年かけて大きく育ててウナギとして、出荷されます。この養殖期間があるため、稚魚の豊漁で恩恵を受けるのは早くて8月くらいですので、今年の土用丑の日にお安いウナギのかば焼きを頂けるかは、微妙だそうです。当面は昨年までの高価な稚魚から育ったウナギが供給されることと最近のお米の値段の高騰、他の物価の値上りもあって、うな重の値下げはもう少し先になりそう、とのこと。それならば、今年の土用丑の日はウナギが半分のうな玉丼で我慢かな・・・。


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